だ液は私たちを助けてくれる強い味方
- 院長ブログ
今日の大阪は、今季一番の冷え込みで
日中の予想最高気温が3℃ですね。
冷蔵庫の冷蔵室ぐらいでしょうか?!
大変厳しい寒さです。
寒さ対策・体調管理は万全に
1月後半も
元気に乗り切っていきましょう!
普段、ほとんど意識していないだ液。
だ液にはお薬や消毒液に匹敵するような
スゴい効果があることをご存知ですか?
お口をうるおすだけじゃない
だ液の効果
●むし歯や歯周病を防ぐ
●美味しさを感じさせる
●食べ物を飲み込みやすくする
●食べ物の消化を助ける
●細菌や有害物質を抑える
●皮膚や粘膜を活性化させる などなど・・・
ちなみに唾液が出る場所は
●耳の下
●あごの上
●舌の下と、ほっぺたの内側に
ある小さなだ液線から分泌されます。
1日に出るだ液の量は、500mlのペットボトル
1本から3本分!です。噛めば噛むほど
食べ物の水分が少ないほど
だ液はたくさん出ます。
やはり、だ液も加齢と共に分泌量が減ってきます。
分泌量が低下しお口の中の潤いがなくなると
粘膜が乾燥し、痛みが出る、お食事が
飲み込みづらい、美味しさを感じにくい
お口の自浄作用が低下し
むし歯や歯周病のリスクが高まるなどの
様々な弊害が現れます。
また、お口の働きを助けるだけでなく
細菌や身体に害を与えるものから
身体を守ってくれる役割があります。
だ液が一番多く出るのは、お食事の時です。
ところが、現代人は食生活の変化によって
噛む回数とお食事の時間が極端に減り
だ液の量も少なくなっています。
その結果むし歯や病気、食中毒に
なりやすくなったり、消化吸収に悪影響が出たりします。
だ液の効果を高める一番の簡単な方法は
噛む回数を増やすことです。
お食事時、食べてる途中で水分で流し込んで
いませんか?お子さまもクセになっていないか
チェックしてあげて下さいね。
また、麺類などスープの多い食べ物を食べる時
ズルズルと飲み込んでしまって
いませんか?
だ液をたくさん出すために、ゆっくりと
意識してよく噛んで食べましょう。
だ液の量を増やして健康的な身体を
目指しましょう。
だ液の量や状態によって
むし歯や歯周病になりやすいなどの
個人差もあります。
それぞれの治療やメンテナンスを行います。
歯とお口周りで気になることが
ございましたら、お気軽に
うおた歯科医院までご相談下さい。
ご一緒に歯とお口の健康維持をしていきましょう!