お子さまのすきっ歯・発育空隙について
- 院長ブログ
豊中市のうおた歯科医院です。
ブログのご訪問ありがとうございます。
朝から雨の豊中です。
梅雨の走りでしょうか？
この時期の
木々の青葉に降り注ぐ雨を
翠雨（すいう）と呼ぶみたいですね！
憂鬱で気分の下りがちな
雨の日でも
季節の美しい雨の名前を
知っていると
少し気持ちも明るくなりますね。
発育空隙（はついくくうげき）
聞いたことは、ありますでしょうか？
簡単にいうと
子どもの歯の歯並びの
すきっ歯のことです。
結論から言いますと
全く心配する必要はありません。
正常な成長過程のひとつです。
昔はすきっ歯だと
大人の歯が綺麗に並ぶ
スペースがあり良かったね！と
言ったものです。
永久歯が生えると消失していきます。
逆に乳歯の時点で
歯のスペースに余裕がない場合の方が
永久歯の歯並びが
悪くなる可能性が高く心配です。
歯が生え変わる時
乳歯から永久歯への移行の時
必ず歯の隙間が必要です。
乳歯が生えそろう時期は
アゴも成長していて
乳歯の間に少しずつ隙間ができます。
アゴの成長が
歯並びにも非常に重要です。
骨格が小さい現代のお子さま
歯並びが悪い
歯が歪んで生えているなど
よくお聞きします。
小さい頃は歯並び
綺麗だったのに
だんだんと悪く・・・
というお声もよくお聞きします。
乳歯が綺麗に並んでいても
乳歯の時点で
歯と歯の隙間が十分にないと
永久歯の歯並びは
悪くなってしまいます。
骨格と生えてきた
永久歯の大きさのバランスが
悪い場合が多いです。
以下の写真は全て同じお子さまです。
骨格が小さいと隙間がなくなってきます。
当院では床矯正・舌側弧線装置などを使い
永久歯が綺麗に
生えそろうスペースを確保していきます。
お子さまの矯正の１期治療となります。
１期治療とは
永久歯が綺麗に生え揃うように
あごを広げる装置をつけていきます。
矯正と聞くと歯に装置を
つけるイメージが頭に
浮かぶと思いますが
拡大床は歯の裏に使用する
取り外し式の装置です。
あごの幅を適切に広げる効果があり
清掃も容易なので
衛生的に使用できるメリットもあります。
適正なあごの成長を
促していきます。
これにより永久歯が綺麗に生えて
並べるスペースを確保していきます。
出来るだけ多くのスペースを確保して
抜歯することなく
綺麗に歯を並べることが可能です。
現在こちらのお子さまは１８歳です。
元・お子さまでもう成人ですね！
お子さまの歯並びと
噛み合わせが良いと
お子さまの長い人生にとって健康的にも
機能的にも
身体のバランス的にも
素晴らしい財産
一生の宝物となると思います。
歯並びと噛み合わせが良いと
歯のお手入れがしやすく
むし歯や歯肉炎・歯周病の
リスクを減らします。
顎関節が安定した
正しい噛み合わせは
全身の健康ともつながっています。
長い目でみても
健康で綺麗な歯並びと
噛み合わせは
メリットばかりです。
スマホのカメラも普及して
現代のお子さま
写真・動画の機会も非常に多いです。
綺麗な歯並びで
自信のある笑顔で
楽しく過ごしてほしいですよね！
当院では、いつでも
お子さまの歯の矯正相談を行っております。
気になる点がございましたら
お気軽にご相談してください。
当院は阪急宝塚本線 豊中駅から
北改札口を出て、徒歩３分ほどです。
１７６号線沿いにございます。
土曜日の午後も診療しております。
お電話・WEBでもご予約が可能です。
豊中市のうおた歯科医院で
お待ちしております。
