初期むし歯を修復しましょう!
- 院長ブログ
豊中市のうおた歯科医院です。
日差しが弱くなり
朝晩、めっきり冷え込んできましたね!
風邪などひかれていませんか?
気温が下がると、インフルエンザも
流行ってきます。
手洗い・うがい予防対策が必須です!
気圧の変化も体調不良の
原因にもなります。
栄養のあるものをしっかりと
よく噛んで食べて
軽いストレッチや運動も
必要ですね!
むし歯は進行状況によって
COからC4の5段階に分けられます。
学校などの歯科検診で『C1』などと
言われたことは
ないですか?
CO(シーオー)が初期むし歯となります。
痛みもないので、ご自身では
なかなか、わかりにくいと思います。
歯に穴があく一歩手前の状態です。
C1から、数が増えるほど
むし歯の進行状況は悪く、進んでいます。
進行した、むし歯は自然には治りません。
放置するとむし歯はさらに
進行してしまうので
治療が必要となります。
しかしながら、初期むし歯
分類でいうと、CO状態でしたら
毎日のケア次第で進行を防いで
元の健康な歯の
状態に戻る可能性もあります。
磨き残しの
歯と歯の間の歯垢(プラーク)や
歯の溝の歯垢などに住み着いた細菌が
酸を出し歯から
ミネラルなどが溶け出ている状態です。
脱灰(だっかい)と言います。
歯についた歯垢を専用の機械で
全て綺麗に取り除き
経過観察となります。
COの状態は、治療はありません。
またどなたでも、お食事のたびに
エナメル質が溶け出し(脱灰)
唾液が酸を中和して、エナメル質をまた
元の状態に戻してくれます(再石灰化)
このバランスが保たれて
毎日の歯磨きで歯垢を綺麗に
取れていれば
むし歯にはなりません。
脱灰ばかりが続いてしまうと
歯に穴が開き始めやがて
C1の状態になって
しまいます。
初期むし歯はプラークコントロールを
しっかりとして
毎日ご自宅で
フッ素とキシリトールを利用して
歯から溶け出したミネラルを
また歯に戻して結晶化し
修復していきましょう!
これを歯の再石灰化と言います。
いつもの歯磨きのあとに
特に就寝前には
フッ素ジェルをご使用ください。
年齢に適した濃度があります。
6歳未満はバナナ味
6歳以上はレモンティー(950ppmf)
大人の方には、高濃度(1450ppmf)
また、キシリトールガムも噛んで唾液の
分泌の促進もしていきましょう。
フッ素とキシリトールの効果を最大限に
発揮させるためには
やはり毎日の丁寧な歯磨きがまず大切です。
初期むし歯の歯は
やはり磨き残しのある歯となります。
どなたにも、磨きにくい場所はあると思います。
そのためにも
歯の定期検診・歯のクリーニングを受けて
プラークコントロールをしっかりとして
いきましょう。
当院では、3ケ月に1回の
定期検診をお願いしています。
歯科衛生士が約1時間かけて
丁寧に歯のクリーニングをします。
もちろん、綺麗になった歯は
仕上げにフッ素を塗ります。
ご自宅でのケアが上手く
出来ているのかどうかも
確認していきます。
大切な歯の
大きな治療をしなくて良いように
早期発見・早期治療が望ましいです。
予防をしっかりとして
大切な歯を1本でも多く
より良い状態で残していきましょう!
歯やお口周りで
疑問点や気になること
こんな事言ったらダメかな?!などは
気にせず、何でもお気軽に
おっしゃってください。
スタッフ一同
話しやすい雰囲気を大切にして
患者さまのお気持ち・ご要望に
添った上で、適切な治療を
ご提供していきます。
阪急宝塚本線・豊中駅北改札口を出て
徒歩約3分です。
お電話・WEBでもご予約が可能です。
土曜日の午後も診療しております。
気になるところ
クリーニングをご希望でしたら
お気軽にぜひご来院ください。