部分入れ歯と総入れ歯の違い
- 院長ブログ
ゴールデンウィークを目前に控え
楽しい計画がいっぱいでしょうか?
新生活が始った方々は
一度ゆっくりするもの良い機会ですね。
当院は5月3・4・5日は休診となります。
ご迷惑をおかけいたしますが
何卒ご了承ください。
一般的に部分入れ歯とは、ご自身の歯が
1本でも残っている場合のことをさします。
部分入れ歯を使っている患者さまが時々
どうせあと数本しか歯が残っていないので
全部抜いて総入れ歯のほうが
綺麗になるんじゃないかと
言われますが、そんな事はありません。
歯は歯ぐきに中に歯根(しこん)
と呼ばれる根っこが埋まっています。
歯根は歯を顎骨に保持する
役割を担っています。
この根っこは食べ物を噛む際
歯にかかる力を吸収・暖和し
歯に加わる力を和らげる
クッションの役割もしています。
またこの根っこがあることによって
入れ歯も安定したり
お食事時の繊細な食感も
感じることができます。
やはりご自身の歯が1本でも多く
残っている方が、お食事もさらに
美味しく食べることが出来るのです。
お若い方なら、歯はずっと健康であり
抜けたり、無くなってしまうなんて
イメージがつかない
想像ができないという方が
ほとんどだと思います。
しかしながら、統計上40歳を
過ぎたあたりから
歯を失う本数は加速的に増してきます。
40歳前後まで、歯に対する危機感は
皆さんあまりないと思います。
ご自身で歯ってどんどん抜けて
悪くなっていくものなんだ・・と
実感する頃には、お口の中全体の
歯と歯ぐきの状態は、かなり悪く
なっているかもしれません。
毎日スムーズにおしゃべりをして
好きな食べ物・硬い食べ物
美味しいものを違和感なく
しっかりと噛んで食べてと
当たり前の事・当たり前の幸せだと
思いがちですが、健康な歯がある事は
人生において、生活の質において
いかに重要なことか
また多くの楽しみに繋がっていると
言っても過言ではないと思います。
皆さま、お仕事・子育てなど
毎日それぞれお忙しと思います。
ご自身にかける時間が
後回しになりがちかもしれません。
歯の詰め物が取れた!
歯がしみるむし歯かな?!
歯ぐきからいつも出血する・・など
悪くなった時だけ、歯科医院へ通い
歯の治療をして終わるのではなく
3ヶ月の1回の歯の定期検診と
クリーニングを続けて
大切な歯を失わないように維持と
予防をしていきましょう。
プラークはどれだけ毎日丁寧に
歯磨きをしていても
ご自身では完全に除去する事が難しい場所や
磨き残しなどが、どなたにもあります。
そんな場所にどんどんプラークが溜まり
歯石となり、歯周病へとなっていきます。
歯を失う最大の原因が歯周病です。
治療→再発の繰り返しではなく
歯の治療が終わったら
健康な歯を末永く残してくために
3ヶ月に1回の歯の定期検診とクリーニングを
ぜひしていきましょう。
また定期的に受けて
小さな異常の早期発見を可能にしましょう。
生まれつきの歯の質・だ液の状態
歯の丈夫さも個々に違いますが
ご自身の意識と行動で歯の寿命を
出来るだけ長くする事は
可能な時代です。
ご自身の大切な歯を末永く長持ちさせる
歯の予防歯科へとご一緒に
シフトしていきましょう!
うおた歯科医院は、お電話・WEBでも
ご予約が可能です。
気になる点や検診・クリーニングを
ご希望でしたら
お気軽にご予約して下さい。